1999年 赤穂浪士

4.0
松方弘樹  全13話  TVドラマ

1話
●渋くてダンディな石黒賢が内匠頭で意外
●いい子過ぎないのが好きだから年相応の生意気な主税が良い。
山下真司お前なんで赤穂に住んでるんだよ(堀部一家)。最初から大石さんの命令に従ってて安兵衛は違和感😂
●🕷の陣十郎が嘉葎雄さん
●隼人は1979版での田村正和がかっこよかったのでこちらも慣れていきたい。
●吉良さま…顔が良過ぎます…(正和お兄さま 高廣さん)💕

2話
⚫︎いっそのこともう一人男の子作るかという大石さんの台詞が伏線だ…
⚫︎畳替え場面の使い回し気になるな笑
⚫︎今の所まだほぼ普通の忠臣蔵なので大丈夫
⚫︎顔が良すぎるよ吉良様(2度目)
⚫︎刃傷して終わってしまったけど悲劇に合わない調子の音楽がエンディングなので気持ちの切り替え大事

3話
⚫︎第二の使者 原さんも赤穂常駐なの笑ってしまう…けど使者を迎える役目を果たしている。
⚫︎それより赤穂にいる弥兵衛さんの方がやっぱり違和感だよ(笑)堀部家はどう頑張っても江戸😂
⚫︎里見さんが!千坂兵部!浩太朗さんが上杉側なの新鮮かも。豪華なゲスト枠だと垣見五郎兵衛っぽいのに。
⚫︎「間瀬孫九郎」クレジットまた見た!若者キャラとして使われた時代なのか?
⚫︎小山田が隼人にヘルプして再度追われる場面がある。おや、ここまで普通に楽しいぞ。
⚫︎🐕🔪で共に追われた二人の接点持たせて展開させてる。
⚫︎だからといって二人に女装をさせるな!女装はこばやしみずの特権!
⚫︎あと脇坂さんが伊吹さんでした かっこよ あんな厳ついシャネル家紋に血を付けたら怯む…

4話
●歳を食った中丸さんの吉田さんカッコいい!重役感満載!
●不破さん、髙嶋さんだ…!?最初いつも通りの定番髭もじゃ不破さんで気付かなかった。彼の髭剃りタイムまである(笑)。海辺で短刀でジョリするの豪快だ~
騙し殉死での「別れ」をこんなにしっかり描くタイプの作品初めてだな…約2年後に本当の「別れ」を描くこと考えるとここで時間取って大丈夫かと心配になる。
●ちゃっかり萱野とお軽が夫婦になっている😂
●殉死場面でも突っ撥ねないでしっかり参加してる安兵衛さん…だからこの安兵衛、イレギュラーなんだって!どうした安兵衛。行動が読めんぞ。
●猫兵部の浩太朗さん!!かわいい!小ちゃい黒猫を肌身離さず抱いてるの眼福~。猫ちゃん×武士は千坂兵部役の特権ね。隼人に渡す金を取り出すときも片手で猫抱いてるの本当に好き。

5話
●大野さんがめつくてこんなダメ家老に全振りしているの、返って清々しい(笑)
●恋仲になったこと普通に母親に報告する、生意気さは抜けないままの主税が健気。演技へたっぴなのが可愛いわ。
●小山田と橋本セット率高いから、小山田の年齢を上げてもよかったかも…揃うと頼りなくて迫力が不足。
●嘉葎雄さんが活躍して嬉しい回!他作品と比べて隼人との行動が少なめで各々の個性が生きていいかも。真っ先に大石に惚れるのは🕷の嘉葎雄さんだった。イイネ!
●片岡・大石←敵さん←助太刀の不破・🕷の構図が楽しかった。
●こら隼人!伊吹脇坂に鉄砲向けるな!

6話
⚫︎🍉を素手で割る不破がものすごく不破。山科では主税の師匠的位置になるか。よくある用心棒ポジ・正しい不破の使い方。
⚫︎朕の撫で方が可愛すぎるよ高廣さん🤣素早くポンポンされてて朕が羨ましい。
⚫︎赤穂での女の幻想をお初に見る病み系橋本。お初、一人二役だけど印象違うからすごい。
⚫︎橋本の心中を見た小山田。大佛次郎流の小山田の結末知ってるとここからがなあ〜…お前は溺れるな。
⚫︎若干の端折りのせいか、隼人にこれ以上付き纏うなと突然ブチギレる小山田がヒステリックに見える。😂
⚫︎七段目のお軽と勘平もといお軽と三平。一力茶屋に乗り込む三平。
⚫︎大石に夢を抱きすぎて幻滅するキャラが薩摩ではなく紀州という。
⚫︎今回脱盟組が多いな。高田も出たし。登場した四十七士が大石父子と不破だけかな?
⚫︎一話分ほぼ酔った演技してる松方弘樹(笑)

7話
●三平の自刃、あっさり終わった😂これで身寄りのない軽を大石の元へ─りくさん物分かりがよすぎるのが切ない。
●意地の悪いお爺さんから一気に弱そうに、同情したくなる演技に切り替える高廣吉良さま…!
●女声で「おいくら?💄」と小間物屋岡野に問いかける前原さんギャグ(笑)
主税を勝手に元服させる不破の図、よくあるけどどの作品でも勝手すぎて笑える。

8話
●主税の彼女山科までやってくるの健気!そして脱ぐ。最後は大人っぽく魅せる2人は意外だった。
●定期的に赤穂に手助けする嘉葎雄さんが好き~!不破とのセット熱い。
●山科屋敷で襲撃されるも🕷の親分のお陰で待ち構えることが出来て、赤穂側勝利。ここから実際に討ち入りで計画された事案を語らせて物語に落とし込むのがうまい(槍を短く・半弓を用いる・鎖を忍ばせる)。
●赤穂と上杉の家老(松方&里見)がご対面~!💕どっちも強い。
●お幸と絡むのが岡野…?
●代わりに隼人の女(?)に絡むのが小山田。この作品は小山田と隼人が鉢合わせする場面がとにかく多い。その代わりに、「隼人・陣十郎・お仙」のトリオ感は感じられずに各々が行動しているイレギュラーな大佛版赤穂浪士だなーと思った。小山田の動きが分からなすぎる。1979年と1956年よりは好きかも。

9話(面白かった!!)
●舟木一夫の清水くん…!
●神崎与五郎の詫び証文やってくれたー♡何度か神崎さんの笠ちょんちょんして煽る権蔵面白い(笑)。そして遠くから見守る吉田&大高。吉田さんが今回中丸さんなので、「28年前にこの場面やったなァ…」と思ってそうな表情してて好き
●津川さんの立花左近。大石東下り、今回の内蔵助は喋る方だなあ!立花(垣見)が察するまでの無言のやりとりが好きなんだけど。
●やっと神奈川まで来た!お出迎えはいつも通りの冨森さんに加えて、後からさり気なく蕎麦屋やらせるためか、杉野くんまで居る(笑)
●主税くんあの時に子供まで作ってたんだけど😂主税のサイドストーリーは割とハードに作り上げてて、最年少で人気な若者なのに珍しい扱いするなあ。
●岡野「我らに、(大石さんからの)お言葉は?」 吉田「…ない!」←じわじわくる
●大石無人出てきたー😲!しかも安兵衛くんを助けてる。楽しいやりとり!あと安兵衛&唯七セットもかわいいよねー。唯七のキャラとして完璧すぎる、さりげない会話を入れてくれてありがとうございました。

唯七「我々が赤穂の者と、どうしてお分かりになったんですか?」
無人「塩の匂いがしたのじゃよ」
唯七「!、(クンクン)まだ匂いますか???」
安兵衛「揶揄われてるんだよ」

10話
●岡野とお幸の話に郡兵衛が絡んできたけど、この作品、役割をチェンジさせてること多くて目を剥く。郡兵衛辻斬り担当は聴いてないよ😰お幸は普通に悲しくて悪目立ちしないいい女。
●天野屋利兵衛と🕷さんセット、可愛いじゃん💫一番🕷が大石の力になってて、好感度高い、さすが嘉葎雄さん。

11話
●岡野くんの絵図面取りと前原さんの吉良邸偵察フルボッコ回!討入りが近づいてきた感じがするね。巡り廻る絵図面(幸→小山田→お仙→内蔵助→岡野)。
●前原さんいつはいつも通りの不憫ボッコでようがすね!両足はだけてたのでお色気担当もしてた(フィルター)
●郡兵衛…脱盟遅いとは思っていたけど、駕籠に襲い掛かって返り討ちにあうお役…💦彼らしくない退場だったなあ。もう少し安兵衛と絡んでよかったかも。
●そして小山田まで巻き添え食らってここで終わり…!?大佛作品で一番あっけない。不憫でやるせない。幸とここで初対面なのもビックリだよ…。
●可哀想だったけど隼人と仲良くできていたのが唯一の救い。
●襖覗き込んで小林を見つける吉良様の動きがかわいい♡
●勝野洋の細井広沢めちゃくちゃ強そう(笑)

12話
●討入り直前お別れスペシャルなので色々な人が出てきた!
●右團次さん、源蔵さんの徳利の別れやられてたんだ!!出てきた瞬間ビックリしちゃった。
●前原さんも米屋の主といい仲になってたの─?いつの間に…♡
●安兵衛の「別れ」の相手がまさかの畳屋だった。確かに一番恩のある人よね。
●血判状渡さないタイプの「南部坂雪の別れ」、あまりにも辛い。討入りまで気付かないやつだ。スパイさんも吉良家戻ってるし。
●色部さん堤大二郎やん!顔がイイな、どうもやっぱり綱吉のイメージ。

13話 最終話
●「討入り蕎麦」の名付け親が神崎さん(笑)
不破さんと冨森さん火消し装束の良さについて語っている🥲
杉野くんの帯に鎖の利便性について教えてあげながら鎖を巻いてあげている片岡さん、パパじゃん…。
●源蔵さんに“粗忽”と言われる安定の唯七くん💕
●大将の内蔵助に立ち向かう清水君強すぎでは?
●兄(上野介役高廣さん)の首取りの補助をする弟(土屋主税役亮さん)之図。
●俵星玄蕃の立ち位置が、無人さんなのね。
●幸が邸内にいるので、割と岡野が目立つ討ち入り仕様になっている。
●引揚げ中に身内を探し求めているのは前原さんのイイ人と源蔵兄。前原さんが晴れやかな別れなのに対して源蔵兄は気付くのが遅れて少ししんみり度増して、二組の別れの差がいい感じ。
●りくさん最後の台詞はちょっと違うかなあ。切腹は覚悟の上の潔さが欲しかった。多分孫の存在が邪魔してる(笑)。


大佛作品の中では一番好きだった。隼人・陣十郎・お仙が分散して出てくる傾向があるため、中弛みが少ないからかも。裏を返すと三人の存在が若干あやふやになっているのも事実のため、正直好き嫌いが分かれるかも。わたしは「家臣団」が大好きなので三人が悪目立ちしないこの作品はタイプでした。

公開年主役
1964年長谷川一夫版
1979年萬屋錦之介版
1999年松方弘樹版
大佛次郎 赤穂浪士