2015年 3月 茨城/結城市・水戸市

2015年3月14日、殿の御命日の日ではありますが、茨城散策してまいりました~。行き先は、結城市と水戸市。

結城市

結城はそんなに行ったことがなかったのですが、駅近辺でも長閑な場所で、古い街並みで、とても落ち着く場所でした。

創業元禄十一年!

光圀公が太田で隠居し、介さんが太田で亡くなる年で、澹泊先生が水戸で総裁を頑張っているときにできたお店…そして赤穂のみなさんも主君が刃傷を起こすなど予想もしていなかった平穏なときを暮らしていたときにできたお店…
そんなわけでここでお土産を購入しました。お店の方から、梅昆布茶を頂きました!美味しい!京都を感じました(?)

【結城蔵美館】
「御手杵」が展示されている結城蔵美館に着きました。
結城駅から徒歩10分くらいの近場にあります。先月にできたばかりの新しい建物です。なんと・・・無料・・・!ありがたいですね!そして、写真撮影OK!

菊の紋 盃
「御手杵」の鞘

こんな形の鞘が存在すること自体驚きです。名前の由来もこの形からということですが、これは目立ちますね。参勤交代に使われるのも頷ける迫力ですね。

長い!大人3人で抱えている写真などもありました。20kg超ですから、相当な重さでしょうね。

そして穂先。窪みに相手の血が入るようにして抜くんだろうな・・・?それが三面あるそうだね・・・。槍の持ち主、結城秀康さんは光圀公を軸に考えると光圀公のお父様の頼房パパ、の兄にあたりますね!

御手杵の版画と結城市のマスコットキャラクター、まゆげったくんのストラップを購入しました!版画、よくできてますよ。鞘と槍が別になっていて、鞘の版画が袋状になっているため、槍の穂先に被せることができるんですね!かわいいなぁ。
まゆげったくんも、かわいい!結城市といえば結城紬ですよね、つまりお蚕様の繭をモチーフにつくられたキャラクターのようですが、どうやら繭を差し押さえ眉が強調されているようで・・・!?(笑)

結城は蕪村さんも関連ありますね!駅の付近にあります。結城はあとは、水野忠邦さんのお墓なんかもありましたねー。いいところです。

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水戸

偕楽園は梅まつりの時期は臨時で偕楽園駅が使えるので、そこで降りました。

漫遊バス 格さん号

偶然会えた格さん号に乗り込んだ!勝利・・・格さん制覇!無料バスです。徳川ミュージアム経由なので降りたかったのですが、閉園間際だったので止めました。過去に一度行きましたが、今度見るときもゆっくり見たいので時間があるときにまた!
格さん号で偕楽園に戻るときに、助さん号とすれ違いましたよ~!

義烈館

水戸のすごいものあります

新しくなった義烈館に来た!「水戸のすごいもの」見てきました!
写真は撮れないのでちょこっとだけメモらせて頂きました。

光圀公のお手紙から新たに分かったこともあり、収穫です。迫力満点でついつい惚れ込んでしまった光圀公の作品の一つに、「漢詩」がありました。1686年3月に江戸の彰考館で酒宴を行った際に、障子に漢詩を書き込んだそうです。後から木版に刻んだそうですが障子の後まで残っていてリアルでした。
小野言員さん(光圀公が子供の頃の守役)と光圀公のお手紙も読みました。光圀公の字は今まで色々な場所で見てきたのですが、小野さんの字は初めてで…綺麗でした…細字で美しく書かれていて、人柄が伝わります。まあ「小野諫草(傾奇者時代の光圀公に大変呆れて戒めた説教文書)」を書いた人だけどね…(笑)
彰考館メンバーの添削物とかもありました!光圀公が隠居して太田にいるときに人見卜幽さんに宛てた手紙の冒頭に、こう書いてありました。

「介三郎が江戸に行くので、ついでに渡してもらえるよう手紙を書きました。云々」

介さんは当時、光圀公の近侍していたため基本太田にいました。でも、やっぱり江戸に行くこともあったようですね!新発見でございました!


夕暮れどきの梅でした。静かに生きていて、可憐でした。

東湖神社で披露していました!かわいい!
三木じいの神社