1月【兵庫】赤穂市散策

2016年1月9日~2016年1月11日まで、赤穂や山科等を巡ってまいりました。

【いきつぎ広場のからくり時計】

毎正時になると、忠臣蔵のドラマでお馴染みの陣太鼓の音が流れ始め、時計台扉が開きます。
そして、刃傷事件から討ち入りまでの忠臣蔵が3分間程楽しめます。
私は13時10分前にここに来たので、13時まで待って人形による忠臣蔵を一人でじっくり観察してました♪(笑)

【花岳寺】

花岳寺は、正保2年(1645)浅野長直公が「常陸笠間」から「播州赤穂」へ所替えになった時、浅野家の菩提寺として建てられました。
東京泉岳寺の浅野内匠頭の墓前にしか行ったことがなかったので、浅野家三代のお墓参りが出来てよかったです。受付の方に言われて初めて知ったことは、織田信長のお小姓の森蘭丸の弟のお墓もここにあるということです。ヘー。事前に調べておらず現地で知るという失礼なことをしましたが、せっかくなので全員分お墓参りしました。
また、四十七士の親戚の多くもここでお眠りになられています。親切に案内板があったので目印になりました。
四十七士全員分の親類書をまじまじと見たことはなかったのですが、吉田沢右衛門さんにお兄さんがいたということで少々驚きました。長男ではなかったのですね、沢右衛門殿。

奥に行くと「義士宝物館」があるのですが、ここに残る物の素晴らしさに感動しました。討ち入りに使われた刀剣等はもちろん、初めて見る書状などもありとてもよかったです。
四十七士は、槍使いというほどではありませんが半数は槍で戦ったので昔から槍には目がないのですが、いいものですね。屋敷内でも邪魔にならないように槍を短くしたことは有名ですよね。

【赤穂城跡、大石内蔵助住宅跡】

念願の赤穂城に来ました!
山鹿素行先生の銅像もございます~!かっこいいですね。
赤穂駅にも山鹿素行について書いてある案内板がありまして、ワクワクしました。赤穂の博物館にも、彼のことについて詳しく書いてある本が数冊置いてありました。

付近は大石内蔵助の住宅跡ですね。さすがは筆頭家老、歩いてみて改めて分かりましたがお城からとても近い!住宅跡がここまで残って大切にされているのは内蔵助さんも喜んでいることでしょう。

【大石神社】

未だ初詣ムードの大石神社です!義士史料館もあります。見所たっぷりです・・・!

近松さん推しのわたしにとってここの宝物殿は素晴らしいものでした。ただただ感動するとともに遺品を残してくださった当時の親類や、奉納してくださったご子孫の方に感謝です。
図録でしか確認したことのない討ち入りで使った槍や、討ち入りにでは使用していない銘竹光の愛刀なども見ることができました。

また、大石内蔵助の長屋門には早駕籠担当の三平さんや早水さん他、大石家族の人形もありました。
大石夫妻の子供たちの人形を見ると、家族の大切さや義への思いなどが絡み合った感情が湧き上がり少し切なくなりました。

木造展もあります。ネット上で全員分の木造を見たことがあったのですが生で見ると迫力が伝わってきますね。掘られたのは江戸期ですが、技術そのものに感服です。

赤穂は四十七士の住宅跡地がわかりやすくなっていますね。
近松氏の住宅跡地は事前にしっかり調べて行ったのですが、歩いていると、その他の方々の住宅跡も次々と見つかりました。
近松さんの案内板が、木造の看板が取り除かれて別のモノになっていました(笑)
他の方は、石碑の横に木造看板があります。

近松シリーズ

わははヾ(@^▽^@)ノ

後編