市川雷蔵 110分 映画
五味康祐原作で、複数回映像化や舞台化している。これは市川雷蔵の丹下典膳と、勝新太郎の堀部安兵衛の友情・悲恋物語。仇討ちや復讐をすることになっ た、似た境遇の二人の結末が皮肉。片方は無念の死を遂げ、片方は英雄となる。
勝新太郎の顔が大好きなのでどの忠臣蔵に出てても「好き・・・」しか言えなくなる。高田の馬場に向かう勝新がよすぎる。
雪の中に埋もれる二人のカットシーンは何度見ても美しい。本編は結ばれた二人の手がメインだけどポスター?画像ではもっと引きのカットで、死んでいるとは思えない美しい男女に一振りの刀という構図が素晴らしすぎる。