佐野浅夫 60分 TVドラマ
放送通算900回目の作品。一代目格さんこと横内正さんが大石内蔵助役。2011年の「内蔵助殿、助太刀致す」は実在の人物をほとんど出さなかったけど、これは悪役に大野親子や原さん、岡野さんを出してくる。吉良家も出して塩関連でアレコレというお決まりの流れだけど、今回は赤穂藩の家老大野さんが悪役で、吉良家家臣は舟木一夫が演じるいい男役。
忠臣蔵定番の「恋の絵図面取り」を意識したシーンを入れるなど忠臣蔵ファンを唸らせる作り。赤穂の娘が吉良の侍に塩の資料を渡す、忠臣蔵とは逆のパターンがまた面白い。そんな訳で、「本当はこの人の話なのよ」と言わんばかりに岡野さんをチラッと出す。原さんは、実際に大野VS原・岡嶋兄弟で争ったから出てきたんだろうなあ。そして家紋も事実通り!水戸黄門はゆるさやお遊びが好きだけど、家臣の家紋は地味に意識してるの、イイわね